SOURCE INVERSION WORKSHOP

5・6 JULY 2022 @ERI+Online

本研究集会は、東京大学地震研究所共同利用 (2022-W-03) の援助をうけました

このウェブページは2022年度開催分のアーカイブです。研究集会の最新情報はコチラのウェブページよりご確認ください。

研究集会について

概要 本研究集会『震源インバージョンワークショップ 〜地震発生物理の包括的理解に向けた手法開発とその実践〜』では、地震時の震源過程を推定する震源インバージョン解析に携わる若手研究者が集い、震源インバージョンにまつわる諸問題および解決策について、その最新知見を共有します。 テーマを絞って密な議論を行うことで、地震発生物理の理解に資する、より良い震源インバージョン解析手法の構築可能性を模索することを目的としています。
日程 2022年7月5日(火)・6日(水) (2日間)
会場 東京大学地震研究所 1 号館 2 階セミナー室 + Zoom 配信 (ハイブリッド*開催)
招待講演 加藤愛太郎さん (東大地震研)深畑幸俊さん (京大防災研)
世話人 奥脇亮 (申請代表者)
縣亮一郎
久保久彦
佐藤大祐
武村俊介 (地震研担当教員)
*本研究集会は、地震研における現地開催 + オンラインでのハイブリッド方式での開催を予定しています。通常の学会ではなかなか難しい、的を絞った深い議論や実践的な意見交換を容易に行うことを企図しています。リモートでご参加いただく皆さまにとっても議論に支障がないよう配信環境など整備し、円滑なオンライン参加を実現できるよう準備します。なお本ワークショップは、新型コロナウィルス感染症予防のため、関係各所のガイドライン、とくに東京大学による「イベント開催時の新型コロナウイルス感染症予防ガイドライン」に基づいて開催します。

お知らせ

2022-06-17 タイムテーブルが決まりました。皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!
2022-06-02 スケジュールの大枠が決まりました。1日目12:30開始・18:00終了12:00開始・17:30終了、2日目9:30開始・15:00終了です。
2022-04-14 参加申込受付を開始しました。参加をご希望の方は、奥脇 までご連絡ください。参加申込フォームをお送りします。
2022-04-05 招待講演者が決まりました!加藤愛太郎さん & 深畑幸俊さんにご講演いただきます。
2022-04-05 開催日程が決まりました。2022年7月5日(火)・6日(水)の2日間の開催です。
2022-04-01 開催準備中です。
2022-02-25 共同利用申請が採択されました。

スケジュール

2022年7月5日(火)・6日(水)
口頭発表者は、会場に用意した共有コンピュータを使って発表します。共有コンピュータのZoom画面共有機能を使って、発表画面を共有していただきます。集会のスムーズな進行のため、発表ファイル (ファイル形式は pptx or pdf) を事前に世話人までお送り下さい。 口頭発表のZoom配信内容は、配信トラブル等に備え、バックアップ用に録画させていただきます。ただし録画した内容は公開せず、オンデマンド配信等も行いません。
ポスター発表の発表方式は自由です。東大地震研1号館2階ラウンジにて行います。当日はポスターボード (A0サイズを掲示できる大きさ・縦長) をご用意します。ラップトップ等を使った気軽な発表・議論もOKです。ポスター発表のZoom配信は行いません。
ID 時間 発表者 発表タイトル
1日目
12:00–12:15 奥脇亮 opening
S01 12:15–12:45 三反畑修 海底カルデラ火山で繰り返すトラップドア断層破壊の津波・地震波解析
S02 12:45–13:15 久保田達矢 震源直上津波記録を用いた2011年東北沖地震断層モデル:海溝大すべりのメカニズム
13:15–13:30 休憩
S03 13:30–14:15 深畑幸俊invited 震源過程解析の発展に向けて
S04 14:15–14:45 八木勇治 Potency Density Tensor Inversion
14:45–15:00 休憩
S05 15:00–15:30 野田朱美 測地データと地震データを用いた3次元モーメント密度分布のインバージョン解析
S06 15:30–16:00 伊東優治 High-rate GPS時系列データを用いた微小なすべりの時空間発展の推定に向けて
 
P01 16:00–17:30 久保久彦 今後のSource Inversionはどこに向かうべきか
P02 16:00–17:30 小林広明 強震・遠地・測地データによる2021年と2022年福島県沖の地震の震源過程
P03 16:00–17:30 奥脇亮 プレート内地震にみる破壊過程の複雑性
P04 16:00–17:30 染井一寛 震源インバージョン結果から推定した断層面上の破壊伝播速度の不均質性
P05 16:00–17:30 武村俊介 震源インバージョンやCMT解析などへ3次元地下構造の影響の検討
P06 16:00–17:30 山谷里奈 茨城沖領域で得られた中小規模地震のCMT解を用いた詳細な応力場の推定へ
P07 16:00–17:30 縣亮一郎 Bayesian physics-informed neural networksを用いた地震波トモグラフィの不確かさ定量化の試み
P08 16:00–17:30 佐藤大祐 フルベイズ推定の縮約とABICの単峰性・漸近不偏性:線形インバージョン徹底解剖
P09 16:00–17:30 大谷真紀子 4DVARを用いた繰り返しSSEのデータ同化実験
P10 16:00–17:30 福田孔達 連続時間ランダムウォークを用いた微視的確率過程からの表現定理導出
 
2日目
S07 09:30–10:15 加藤愛太郎invited 地震発生物理の理解に向けて~震源インバージョンへの期待
S08 10:15–10:45 倉田澄人 構造変化検出の為のスパース正則化を用いた地震波速度トモグラフィ
10:45–11:00 休憩
S09 11:00–11:30 長坂ヨウスケ 経験的グリーン関数を用いた強震動のインバージョンについて
S10 11:30–12:00 柴田律也 経験的グリーン関数を用いた滑り方向も推定可能な震源インバージョン手法の開発
12:00–13:10 休憩
S11 13:10–13:40 平野史朗 震源時間関数のモデル化: 特性化関数か確率過程か
S12 13:40–14:10 久保久彦 Source Inversion(周辺の逆問題)へのベイズ最適化の適用
14:10–14:30 奥脇亮 open discussion & closing

お問い合わせ

奥脇 亮 (申請代表者)

rokuwaki@geol.tsukuba.ac.jp