SOURCE INVERSION WORKSHOP

4・5 JULY 2023 @ERI+Online

本研究集会は、東京大学地震研究所共同利用 (2023-W-04) の援助をうけています

このウェブページは2023年度開催分のアーカイブです。研究集会の最新情報はコチラのウェブページよりご確認ください。

研究集会について

概要 本研究集会『震源インバージョンワークショップ〜震源インバージョンは地震現象をどこまで解像できるのか〜』は、震源インバージョンに携わる若手研究者が中心に集い、「震源インバージョンにより推定されたモデルは地震現象をどこまで解像できるのか」を問いに掲げ、モデルの有する不確定性や解釈時の留意点の共有を行い、また、現象により良く迫るための逆解析理論・アプローチの構築に向けた実践的な議論を行います。
日程 2023年7月4日(火)・5日(水) (2日間)
会場 東京大学地震研究所 1 号館 3 階会議室 + Zoom 配信 (ハイブリッド*開催)
招待講演 福田淳一さん井出哲さん
世話人 奥脇亮 (申請代表者)
武村俊介 (地震研担当教員)
縣亮一郎
久保久彦
久保田達矢
佐藤大祐
*本研究集会は、地震研における現地開催 + オンラインでのハイブリッド方式での開催を予定しています。通常の学会ではなかなか難しい、的を絞った深い議論や実践的な意見交換を容易に行うことを企図しています。リモートでご参加いただく皆さまにとっても議論に支障がないよう配信環境など整備し、円滑なオンライン参加を実現できるよう準備します。

お知らせ

2023-06-16 タイムテーブルが決まりました。皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!
2023-04-18 招待講演者が決まりました!福田淳一さん & 井出哲さんにご講演いただきます。
2023-04-18 開催日程が決まりました。2023年7月4日(火)・5日(水)の2日間の開催です。
2023-04-01 開催準備中です。
2023-02-21 共同利用申請が採択されました。

スケジュール

2023年7月4日(火)・5日(水)
発表者はご自身のコンピュータでZoomに入室していただき、Zoomにて発表画面を共有しながら、ご発表ください。Zoom配信内容は配信トラブル等に備えバックアップ用に録画させていただきます。ただし録画した内容は公開せず、オンデマンド配信等も行いません。
ポスター発表の発表方式は自由です。東大地震研1号館2階ラウンジにて行います。当日はポスターボード (A0サイズを掲示できる大きさ・縦長) をご用意します。ラップトップ等を使った気軽な発表・議論もOKです。ポスター発表のZoom配信は行いません。
The workshop is supposed to be in Japanese mostly, but we encourage presenters to make contents (slides/poster) available in English for a wide spectrum of audience.
ID 時間 発表者 発表タイトル
1日目
13:30–13:45 奥脇亮 opening
S01 13:45–14:15 八木勇治 高自由度なモデルを用いた震源過程解析の意義について
S02 14:15–15:00 井出哲
(招待講演)
How to understand earthquakes in hierarchical structure?
15:00–15:20 休憩
S03 15:20–15:50 柴田律也 日本の内陸地震における小スケールな断層破壊伝播の指向性
S04 15:50–16:20 田中優介 状態空間モデルに基づく西南日本の地震間断層すべり・ブロック運動の時空間発展の大規模同時推定
P01 16:20–17:30 山谷里奈 CMT analysis of S-net data
P02 16:20–17:30 岡崎智久 Scientific Machine Learning for Geophysical Modeling
P03 16:20–17:30 縣亮一郎 Physics-informed neural networkに基づくベイジアン地震波トモグラフィの屈折初動走時実データへの適用
P04 16:20–17:30 佐藤大祐 非線形フルベイズ推定の事前情報への過剰適合と新しい階層モンテカルロ法による解決策
P05 16:20–17:30 今関俊 Estimation of fault-slip distributions of the 2008 Iwate-Miyagi Nairiku earthquake using a trans-dimensional inversion approach
P06 16:20–17:30 久保久彦 非線形次元圧縮と階層型クラスタリングを用いた日本の地殻内地震の震源時間関数のグルーピング
P07 16:20–17:30 山口諒 2021年サウスサンドウィッチ諸島津波地震における複数スプレー断層の同時破壊
P08 16:20–17:30 高航宇 Complex fault geometry and supershear rupture of the 2010 Qinghai, China earthquake
P09 16:20–17:30 奥脇亮 How much can we resolve earthquake rupture geometry?
2日目
S05 10:00–10:30 吉田圭佑 繰り返し地震の破壊過程の解像
S06 10:30–11:00 平野史朗 震源時間関数形状のパラメタ化
11:00–11:20 休憩
S07 11:20–12:05 福田淳一
(招待講演)
モデルの不確実性を考慮した断層すべりインバージョン
12:05–13:45 休憩
S08 13:45–14:15 野田朱美 プレート境界の力学的カップリング・インバージョン:地震シナリオの不確定性評価に向けて
S09 14:15–14:45 久保田達矢 2011年東北地震の三陸沖浅部の地震時すべり・応力降下分布の推定
14:45–14:55 奥脇亮 open discussion & closing

お問い合わせ

奥脇 亮 (申請代表者)

rokuwaki@geol.tsukuba.ac.jp

過去の研究集会

2022年7月5・6日 震源インバージョンワークショップ 〜地震発生物理の包括的理解に向けた手法開発とその実践〜